2012年8月27日月曜日

【復活クライミングナンパ道場:外岩編】



知らない女性クライマーに声をかけて。
IDE「僕を待っていてくれたんだね。」
女性「。」
IDE「この広い大自然の中で二人きり。君と僕は運命的なものを感じない?」
女性「そこに熊がいるんだけど。」
ちゃんちゃん。

知らない女性クライマーに声をかけて。
IDE「マガジンのカム足りるかい?」
女性「いえ。」
IDE「僕のを使っていいよ。同じギアが取り持つ縁さ。君と僕は運命的なものを感じない?」
女性「サマータイムやるんだけど。」
ちゃんちゃん。

知らない女性クライマーに声をかけて。
IDE「やったぁ!RPだぁ!」
女性「。」
IDE「僕のすべてをさらけだしたベストクライミングを見てくれてありがとう。君と僕は運命的なものを感じない?」
女性「パンツくらい履いてくれない?」
ちゃんちゃん。

知らない女性クライマーに声をかけて。
IDE「クライミングは安全を配慮したスポーツさ。」
女性「えぇ。」
IDE「一本目ヌンチャクかけてあげるよ。君と僕は運命的なものを感じない?」
女性「ここ、ボルダーだけど。」
ちゃんちゃん。

知らない女性クライマーに声をかけて。
IDE「アルパインは最高だ!」
女性「そうね。」
IDE「テクニック、リスク、パワー、精神力どれをとっても登りきることは不可能だ!君と僕は運命的なものを感じない?」
女性「ここ高尾山だけど。」
ちゃんちゃん。

知らない女性クライマーに声をかけて。IDE「ムーヴはすべて把握した。」女性「そう。」IDE「あとは最初の核心を突破だぁ!君と僕は運命的なものを感じない?」女性「で、いつ離陸すんの?」ちゃんちゃん。

知らない女性クライマーに声をかけて。
IDE「外岩は危険と裏腹だ。」
女性「そうね。」
IDE「ちょっとの油断が命とりになるんだ!君と僕は運命的なものを感じない?」
女性「あんたが一番危険よ!」
ちゃんちゃん。

知らない女性クライマーに声をかけて。
IDE「クラックはいいなぁ。プロテクションを取る技術が試されるよ。」
女性「そう。」
IDE「トップロープ貸すよ。ナッツキーも。君と僕は運命的なものを感じない?」
女性「カムみんな抜け落ちてるわょ。」
ちゃんちゃん。

知らない女性クライマーに声をかけて。
IDE「フォールの恐怖に耐えることも外岩でのクライミングは大切だ。」
女性「そうなの?」
IDE「僕が見本を見せてあげるよ。君と僕は運命的なものを感じない?」
女性「そのハーケン腐ってるけど。」
ちゃんちゃん。

知らない女性クライマーに声をかけて。

IDE「スポットしてあげるよ」
女性「ありがとう。」
IDE「安心して登っていいさ。君と僕は運命的なものを感じない?」
女性「どこに手をのばしてるのょ#

これにて最終回。