知らない女性クライマーに声をかけて
IDE「ビレイお願いします。」
女性「どうぞ。」
IDE「僕と君はこのロープ1本で繋がっているんだね。運命的なものを感じない?」
女性「ビレイ解除。」
ちゃんちゃん。
知らない女性クライマーに声をかけて
IDE「どちら登ります?」
女性「青■を」
IDE「僕いっしょのラインだね。運命的なものを感じない?」
女性「赤+にします。」
ちゃんちゃん。
知らない女性クライマーに声をかけて
IDE「ガンバコールありがとう。」
女性「RPですか?」
IDE「君のおかげで登れたんだよ。運命的なものを感じない?」
女性「ホールド違ってたわよ。」
ちゃんちゃん。
知らない女性クライマーに声をかけて。
IDE「ようし、これから僕の番だ。」
女性「ガンバです!」
IDE「ありがとう。君と僕は運命的なものを感じない?」
女性「ターゲットスコープオープン!」
ちゃんちゃん。
※脚注:「ターゲットスコープオープン!」この後、落ちろビームが出る。
知らない女性クライマーに声をかけて。
IDE「ようし、もう少しでRPだぁ!」
女性「えぇ。」
IDE「このRPは僕らの愛の結晶のようだ。
君と僕は運命的なものを感じない?」
女性「降ろすわ#」
ちゃんちゃん。
知らない女性クライマーに声をかけて。
IDE「くそぅ、テンションいれちまったぁ!」
女性「頑張って!」
IDE「今度こそ登ってやる。このRPは君に捧げよう。君と僕は運命的なものを感じない?」
女性「わたしOSしたわ」
ちゃんちゃん。
知らない女性クライマーに声をかけて。
IDE「やったぁ!RPだぁ!」
女性「…。」
IDE「このRPは君の熱いまなざしのおかげだ。君と僕は運命的なものを感じない?」
女性「早くザイル抜いてくれない?」
ちゃんちゃん。
知らない女性クライマーに声をかけて。
IDE「君は僕のそばにいてくれるね。」
女性「…。」
IDE「君さえよければ僕は一生君のそばで登り続けられる。君と僕は運命的なものを感じない?」
女性「ザイルから足どけてくれない?」
ちゃんちゃん。
知らない女性クライマーに声をかけて。
IDE「ビレイありがとう。ザイルがキンクしてごめんね。」
女性「…。」
IDE「でもこうやって僕たちの関係もほぐれていくんだね。君と僕は運命的なものを感じない?」
女性「ほんと持ち主と一緒ですぐからんでくるんだから#」
ちゃんちゃん。
知らない女性クライマーに声をかけて。
IDE「ビレイありがとう。」
女性「…。」
IDE「君のビレイなら開放感があってどんなムーヴもできる。君と僕は運命的なものを感じない?」
女性「ザイルつけてないけど。」
ちゃんちゃん。
知らない女性クライマーに声をかけて。
IDE「ようし、RPだ!」
女性「…。」
IDE「君の心配そうなまなざしに救われたんだ。君と僕は運命的なものを感じない?」
女性「逆クリップだったわよ。」
ちゃんちゃん。
知らない女性クライマーに声をかけて。
IDE「そろそろ僕の想いよ届いてくれぇ。」
女性「はい?」
IDE「これだけRPへの気持ちは強いんだ。絶対に動くことはない。君と僕は運命的なものを感じない?」
女性「ロープ!(バシ☆!)」
ちゃんちゃん。
知らない女性クライマーに声をかけて。
IDE「コンペ、もう少しで予選通過だったのにぃ、悔しい!」
女性「気を落とさないで。」
IDE「なぐさめはよしてくれ、もうクライミングは止めた。君だけが救いだ。君と僕は運命的なものを感じない?」
女性「ごめんね。これからファイナルなの。」